• TOP
  • 速報
  • 2階建て木造アパート・ソラネルコーポ松井で火災 焼け跡から女性の遺体

2階建て木造アパート・ソラネルコーポ松井で火災 焼け跡から女性の遺体

25日の深夜2時頃、東京都葛飾区にある木造アパート・ソラネルコーポ松井で火事があり、焼け跡から女性の遺体が発見されました。

遺体の身元は、火元となった204号室に住んでいた寺尾すみかさん(29)と見られています。同居していた夫の寺尾和成さん(31)は煙を吸っていたものの軽症で、現在は回復しているとのことです。

和成さんは記者からの取材に対し、「夜中、暑さと息苦しさで目が覚めたときには、すでに火の手が回っていた。急いで妻を起こそうとしたが、大量の煙を吸っていたのか目を覚まさなかった。とても彼女を抱えて逃げられる状況ではなかったので一人で飛び出してしまったが、心中覚悟で彼女を助けるべきだったと後悔している」と、涙ながらに答えました。

警察と消防は出火の原因を詳しく調べるとともに、火の取り扱いに十分気をつけるよう呼びかけています。

【関連記事】

住宅火災が増加傾向 消防が呼びかける家庭での防火対策とは?学校で飼育動物への被害が相次ぐ 専門家が語る再発防止策SNS時代のアルバイト、店内撮影のリスクはどこまで?不審物騒ぎで相次ぐ駅の一時封鎖、その経済的影響を考える巨大外来魚、関東地方の河川で増殖中 生態系への影響懸念